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「遥拝所」を深掘り(第3回)

(3)冠着神社の里宮 ( 六社と歴代の神々が合祀) 六社―― 冠着社、瀧社、諏訪社、秋葉社、三島社、須坂社

明治三十九年の勅令「一町村一神社」により、冠着山の頂上に大字羽尾の六社が合祠され冠着神社となった。六社の他、冠着神社には祖霊神など歴代の神仏が祀られている(月読の命、大国主命、石尊大権現など)。そして、地元の郷嶺山に地元六社の祠を集め、頂上に姨捨山遥拝殿、その下に更級観月殿を建てて里宮とした。この観月殿には月読の命などの歴代の神仏が祀られている。

冠着山頂上での冠着社(本宮)の例大際は、毎年7月28日に地元の総代(区長)、祭典取締と武水別神社の宮司が行い、五穀豊穣、地域安泰が祈願される。雨乞いの行事との位置づけもある。

(郷嶺山の句碑と歌碑を紹介します)

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