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広重浮世絵の成立の謎を解く
日本遺産「月の都」千曲市の宝「田毎の月」。その魅力を全国に知らしめた歌川広重の浮世絵「六十余州名所図会 信濃更科 田毎月 鏡臺山」の成立過程と、その構図の秘密を解き明かす論考を、さらしなルネサンス会員の山岸哲さん(元山階鳥類研究所所長)と近世文学研究者の玉城司さんがまとめました。
浮世絵の左にそびえる山は、鏡台山(きょうだいさん)と冠着山(かむりきやま)を重ねた図柄という説にはびっくりしました。広重は当地にやってきて実際に光景を見たうえで作画したそうです。山岸さんは「この試論を専門家をはじめ多くの人に読んでもらい、ご批判とご指導をお願いしたい」と言っています。次をクリックしてご覧ください。(さらしなルネサンス・大谷善邦)