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芭蕉がさらしな姨捨に寄せた思い

東京大学名誉教授(倫理学)竹内整一先生の講演会「風とかなしみー芭蕉『さらしな紀行』を読む」を、さらしなルネサンスのYoutubeチャンネルにアップロードしました。この講演は2018年、当会が開催した「さらしな学連続講座」の秋の講座で行われたもので、竹内先生は2023年9月急逝されましたが、講演の映像が残っており、アップロードについてご遺族のお許しを得ました。竹内先生は松尾芭蕉がさらしな姨捨の月に寄せた思いについて、芭蕉の紀行文「更科紀行」を読み解きながら明らかにします。そして、さらしな姨捨という場が歴史上の多くの著名人を引きつけた理由について語りました。「さらしな姨捨の場は聖と俗、生活と自然、両者の『あわい』の織りなす風景」だそうです。

竹内先生が作った講演レジュメも掲載しました(受講者の書き込みあり)。クリックすると全ページがご覧になれます。これをお手元に置いてお聞きになるといいと思います。

さらしなルネサンスでは2014年の発足集会で、竹内先生に「さらしな姨捨の月が誘うもの」という題でお話ししていただいたことがあります。「風とかなしみ」の講演は、その際のお話を発展させたものです。「さらしな姨捨の月が誘うもの」については、次をクリックしてください。(大谷善邦)

竹内整一先生の講演内容をアップしました

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