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「大頭祭」前準備、釜清め神事
毎年12月3日に、武水別神社では10日から始まる大頭祭での「御供餅」が準備されます。
拝殿前で「釜清め」の神事が行われ、その後、大頭祭で頭人が奉納する「御供餅」の餅つきが始まります。
12:30~ 釜清めの神事 (頭人参加)



12:40~ 神事と同時進行で、杵を持った餅つき役の人達・トウドは近くの千曲川(平和橋付近)まで行って禊(みそぎ)を行います。行く時は神社北側の道を通ります。



千曲川河原で禊を行う餅つきトウドの皆さん。



禊を終えたトウドは、行きとは違う道(青海橋→鳥居)を通って神社に駆け込みます。



「釜清めの神事」が終わるのを待って、拝殿前では藁を円形に敷いて臼を置き、餅つき役トウドが3人ずつ交代で餅を搗きます。廻りの掛け声に乗って、杵がテンポよく動きます。


搗いた餅は拝殿横の額殿に運ばれ、総代さん達が片栗粉をまぶし、小さくちぎって丸くして、乾かします。この時一般参拝者にもお振る舞いがあります。




お餅を乾かす合間に、ちぎった餅を白衣の頭人たちに投げつけ、頭人はそれを避ける為、藁をかぶって身を隠すと言う余興も加わります。


かくして、大頭祭で奉納する御供餅の出来上がりです。裏方の沢山の支えが加わってこその成果です。皆が一生懸命で、その結束力に尊ささえ感じます。
翌12月4日は、この御供を当番ごとに704個ずつ詰めるという作業「御供さらい」があったそうで、この御供の数を聞いて更に驚きました。本番の大頭祭が楽しみです。(ボランティア楽知会)


