「千曲市の宝さがし」をお手伝い

　６月、「稲荷山」「姨捨棚田」「戸倉上山田温泉」の３地域の魅力を語る出前授業を屋代高校附属中１年生を対象に行ったさらしなルネサンスは９月１５日、今度は１年生が実際に現地を訪ね、学びを深める学習のお手伝いをしました。同校附属中の生徒は千曲市以外から通っている子が多いので、学校側からあったお手伝い依頼は、「月の都」がどんなところなのかを知ってもらう大変良いチャンスだと思い、それぞれの地域の魅力に詳しい方に講師をお願いしました。詳しくは次のサイトでお読みください。http://sarashina-r.com/rekishi/huzokutyu/

　わたしは「姨捨棚田グループ」に同行しました。以前は民家だったものを千曲市が買い取り、「月見荘」として活用している建物が姨捨棚田の一角にあります。ここで披露された野本洋子さん（コネット更級朗読の会代表、さらしなルネサンス理事）の「姨捨伝説」の独り語りは、お仲間の塚原佐久子さんの琵琶伴奏の音色をまとって、深く迫ってくるものがありました。生徒たちのまなざしも真剣で、「月の都」の魅力が深く刻まれたのではないかと思います。（さらしなルネサンス・大谷善邦）