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更級小6年生の俳句短冊の寄せ書き

 俳句の出前授業(6月23日)を行った冠着山(姨捨山)のふもとの更級小学校6年生から、感想文と授業の後に作ったという子どもたちの俳句が載る大きな1枚の寄せ書きが届きました。 担任の石井将之先生が持ってきてくださり、石井先生の了解を得て写真をアップました。

 A1サイズ(縦約60センチ、横約84センチ)の模造紙に感想文が並び、その模造紙の下に24人の子どもたちが手書きした俳句が短冊のようにぶら下がり配列されています。

 感想文では、「更級やいまは田毎に稲の花」と詠んだ木甫(もっぽ)の思い、そして木甫のこの句を自分の「ただならぬこの幸せや今日の月」の句と一緒に石に刻んだ妻の梅玉の思いが、子どもたちに届いたと感じさせる感想がいくつもあり感激しました。短冊のように並ぶ俳句は、七夕を感じさせ、なんとも涼やかです。。

 出前授業の後半では子どもたちに俳句を実作してもらいました。「さらしな」と「かむりき」という身近な地名から詠みだすと作りやすいと思い、575のマス目の最初の列に二つの地名を印字した俳句用紙を配りました。模造紙にぶら下がる短冊の俳句は、その時に作った句に季語も入れるなどしてブラッシュアップしたものが多いと感じました。

「俳句はあまり好きでなかったけど地名を入れることでいつもより気持ちよく作れました」という感想もあり、うれしくなりました。

 もう20年以上前になりますが、信濃毎日新聞の俳壇に私が投稿した「長ぐつの底が楽しい雪の道」が入選( 堀口星眠さんの選)したことも出前授業で披露しました。40代の大人の句としては幼いなと思ったのですが、なんとなくいい句だと自分で思えたので投稿しました。大人でもこういう俳句でいいんだから、子どもはもっと自由でいいということを伝えるためでした。

 石井先生はこのことに刺激を受けたのかどうか分かりませんが、子どもたちにも自作の俳句を信濃毎日新聞の俳壇に投稿してもらうことを計画しているそうです。石井先生に、その後の経過も教えてもらうことにしました。(さらしなルネサンス・大谷善邦)

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