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令7、大池百八灯

毎年 8月16日 大池地区では初代松代藩主・真田信之の妻「小松姫」を供養する行事が「大池百八灯(ひゃくはっと)」として現在も継承されています。
「小松姫」は徳川家康の養女で、この地は信之に嫁いだ際に幕府より与えられた土地ですが、小松姫没後、1662年に建立された小松姫の菩提寺「大英寺」(松代)の領地となって以来行われています。平27年(2015)千曲市の無形文化財に指定されました。
当日は、標識を目当てに一本松に向かう坂を登ります。



右手に姨捨サービスエリアを見ながら、登っている途中で大きな火柱が見えてきました。これは一番大きな最後の塔(灯)です。



聞けば、7時からの火付け開始が、6時半の開始になったということです。
一本松峠に向かう街道沿いにはワラを束ねた灯が2m間隔でずっと立てられ、大池側の上部から点火されます。最後にひと際大きな塔に点火され、108つの灯火で供養するのですが、今回は前半を見損ねてしまいました。
私達より少し早く到着した方からの写真です。


8月16日は私も早めのお墓参りを済ませての参加でしたが、最初から見られなくて残念でした。昔はこれは子供たちの行事だったそうですが、少子化で大人の行事となっているようです。(ボランティアガイド楽知会)