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倉科のセツブン草

セツブン草は「千曲市の花」に指定されています。3月いっぱいが見頃と言う情報で、倉科のセツブン草を見に行きました。先日の暑さでもう見れないかもしれないと心配しながら、、、

屋代方面から倉科コミュニティセンター(倉科公民館)を通過して三滝方面へ向かうと「原組集会所」がありますが、群生地はこの集会所から1.6㎞。周辺に杉山古墳などがあります。

群生地入り口から上の道路(標高620m位か?)に至るまでの傾斜面には ずっと遊歩道が整備され、広大な面積となっています。中腹辺りでは、まだ開花を楽しむことができました。

セツブン草はキンポウゲ科の多年生草で、大きさが1~2cm、高さ10cmくらいです。

白い花びらに見える部分は実は「ガク」です。先が黄色く見えるのが退化して蜜腺になった花びらで、多数のおしべと共にめしべの周りに並んでいます。

                 

白い花びら(ガク)の数は5枚ですが、6枚、7枚、果ては八重もあります。花びらの形もガク幅が狭く先端が尖っているもの、ガク幅が広く丸みを帯びて重なり合うものなど様々です。

花びら(ガク)5枚
花びら(ガク)7枚
花びら(ガク)八重と6枚のセツブン草

白い花(ガク)が蕾の時は、下の葉はガクのようにくっついています。が、白い花(ガク)は葉から少し上に伸びて開いているのに気づきました。そして葉はこの1枚(1か所)だけで、深く裂けて広がり、平らです。白い花(ガク)が散った後は、真ん中の芯の部分が黒くなって残っています。種になるのでしょうか。

群生地で見つけた様々なセツブンソウの葉です。白い花(ガク)につく葉は前述の如くまた違った形です。

丸い葉は1年目のもので、2年目、3年目と次第に形が変わっていき、3年目か4年目に開花するそうです。時間をかけて、開花の様子も観察していきたいものです。

セツブンソウは日本個有植物で絶滅危惧種です。また倉科は県内の北限群生地です。改めて丈夫に育って群生してほしいと願いました。(ボランティアガイド楽知会)

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