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芭蕉のまんが・絵本作者の展覧会
松尾芭蕉が「さらしなの里姨捨山」にやってきて書いた紀行文「更科紀行」をまんがと絵本にした、すずき大和さんの創作世界を紹介する展覧会が10月4~30日、信州大学付属図書館中央図書館(松本市)で、開かれます。
すずき大和さんは14年前の2009年、千曲市の観光キャッチフレーズとロゴマークを作るお手伝いをしたことがあります。「まんが松尾芭蕉の更科紀行」「絵本ばしょうさんとおばすて山の月」という本を描いたのがきっかけで、キャッチフレーズは「芭蕉も恋する月の都」、ロゴマークは「芭蕉三人衆」です。残念ながら、今はなかなか見かけませんが、日本遺産「月の都千曲」の先駆けとなるものです。
すずき大和さんの描く世界は、たっぷりの余白があるのが特徴。メルヘンタッチで詩的でかつユーモアがあり、小さな子にもたくさんのファンがいます。観光キャッチフレーズとロゴマークを作ってもらった後に、「月の都」の絵についてのワークショップを子どもたち向けにやってもらったこともあります。
信州大学中央図書館の展覧会は、すずき大和さんが絵を描いた児童書「わが友テぺ」を中心にしたもので、詳しくは次のサイトをご覧ください。
すずき大和さんの観光キャッチフレーズとロゴについては、こちらをクリック。
「月の都」の絵のワークショップはこちらをどうぞ。
(大谷善邦)