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「龍洞院」と架道橋
千曲市桑原の龍洞院(標高418m)を訪れる時、参道の途中に「架道橋」があります。明治35年の篠ノ井線開通に当たり、路線が龍洞院の急坂の参道を横切ることになるため、参道途中に架道橋(アーチ橋)が建設されました。 近年、鉄道施設が文化財(近代化遺産)として見直されるようになって、「龍洞院架道橋」は2006(平18)年、国の登録有形文化財となりました。(トップ写真は龍洞院参道とその先の架道橋)
龍洞院までの、架道橋を含む長い参道を写真で追います。
通行人は架道橋を通り抜けます。篠ノ井線の列車は架道橋の上を横切って通過します。
篠ノ井線は今年で開通120年。この橋は明治33年に作られた、JR篠ノ井線の国有鉄道時代の「アーチ橋」ですが、現在も主要通路となっています。2006年(平18)登録有形文化財に指定されました。(長さ: 7.4m)
参道の周辺は、赤く染まったドウダンつつじ以外は、まだ緑に囲まれた空間でした。秋が深まって紅葉の時期にも訪れてみたいスポットです。
龍洞院架道橋は、日本遺産「月の都千曲」の構成文化財の一つでもあります。(ボランティアガイド楽知会)