月の都を巡る

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戸倉上山田温泉コース

佐良志奈神社さらしなじんじゃ

更級郡さらしなぐんにあった延喜式内社えんぎしきないしゃ11社の1社と言われていますが、創建年代等は不明です。「佐良志奈」は、「更級」の万葉仮名表記で、志賀直哉の「豊年虫」にも登場しています。また、神社の境内にはカタクリの群生地があり、3月下旬から4月中旬にかけ淡い紅紫色の花を咲かせます。毎年花の見ごろになると、「かたくりまつり」が開催されています。

佐良志奈神社 鳥居
佐良志奈神社 境内
カタクリの花

戸倉上山田温泉とぐらかみやまだおんせん

戸倉上山田温泉は、明治元年(1868)、漁師により千曲川の河原に湧き出ている温泉が偶然発見されたことが始まりです。その後、戸倉温泉は明治26年(1893)、上山田温泉は明治36年(1903)に開湯しました。源泉かけ流しの豊富な湯量を誇り、「美肌の湯」として有名です。また、硫黄が香るアルカリ性の泉質で、神経痛・リュウマチなど様々な効能が期待され、温泉療法医が薦める名湯百選にも選ばれています。
志賀直哉が逗留中に短編「豊年虫」を執筆したことで知られる笹屋ホテルには、昭和7年(1932)、建築家遠藤新が設計した近代和風旅館建築の先駆けとなった別荘が建てられており、国の登録有形文化財に登録されていますが、今でも宿泊することができます。
温泉のほかにも、「姨捨の月」「更級の月」に思いを馳せた歌や、信濃を詠んだ歌碑が並ぶ「千曲川 萬葉公園」や、温泉を掘削した当時の資料を展示している「温泉資料館」、五木ひろしのヒット曲「千曲川」の作詞家 山口洋子の資料を展示した「山口洋子 千曲川展示館」など見どころが満載です。

カラコロの足湯
千曲川納涼煙火大会
戸倉上山田温泉夏祭り

城山史跡公園 荒砥城跡じょうやましせきこうえん あらとじょう

荒砥城は戦国時代、当地一帯を治めていた地方豪族村上氏の一族である山田氏によって築かれた山城で、「連郭式山城れんかくしきやまじろ」と呼ばれる郭をいくつも連ねて防御施設としています。今から500年ほど前の戦国時代の山城の様子がわかるように再現整備されたやぐらや本郭からは、上流の上田市から下流の長野市まで千曲川の雄大な流れを一望できます。
戦国時代随一と謳われた武田軍を二度も撃退した歴史をもつ城跡で、NHK大河ドラマ「風林火山」(2007年)や、「江~姫たちの戦国~」(2010年)のロケ地となりました。

善光寺大本願寺別院ぜんこうじだいほんがんじべついん 城泉山 観音寺じょうぜんざん かんのんじ

昭和42年(1967)、この城山に遊園地などとともに観光開発により建設されたものです。
御恵観音菩薩と善光寺如来三尊のご分身が祭られており、極楽浄土を願う善光寺を「来世」、先祖供養を行う大本願を「前世」、現世利益を願う観音寺を「現世」とした「三世参り」の場所の一つです。本堂の天井には立派な龍の絵が描かれており、7月には善光寺上人による大法要が行われます。春には桜、秋には紅葉の名所としても知られています。
敷地に隣接する澳津神社おきつじんじゃは、澳津彦命、澳津姫命が御神体として祀られており、縁結びの神、和合の神、子宝祈願の神社です。

智識寺ちしきじ

清源山せいげんざん 智識寺は、真言宗の寺院で大御堂おおみどう(観音堂)と、本尊の高さ3mを超える大きな一木作りの十一面観音はともに国の重要文化財に指定されています。
大御堂は、初めは冠着山の山中に建立され、鎌倉時代(建久年間)に移転再建されたと伝わっています。慶長14年(1609)に、現在地に所在したことが棟札により明らかです。桁行三間(幅、7.63m)梁間四間(奥行、9.70m)で、茅葺寄棟造りの大きなお堂です。簡素な密教仏堂で、建築の特徴から室町時代後半の建築とされています。本尊の木造十一面観音立像は、欅の一材より彫り出した立木仏で平安時代後半の作とされています。
また、春の桜、夏の紫陽花、秋の紅葉と、四季折々の美しい景観を楽しめます。特に、初夏に参道を彩るアジサイは見事で、地元ではアジサイ寺として知られています。

智識寺 大御堂
智識寺 紫陽花
智識寺 十一面観音菩薩像

坂井銘醸さかいめいじょう

江戸時代に、北国街道(現国道18号)に面した下戸倉宿で創業した造り酒屋で、現存する茅葺の母屋や酒蔵は宝暦10年(1760)頃に建てられたもので、国の登録有形文化財に登録されています。 母屋は蕎麦処や売店に、酒蔵群は「酒造コレクション」として、かつての酒造りの様子や、親交のあった加舎白雄かやしらお竹久夢二たけひさゆめじの資料を展示公開しています。

戸倉宿キティパーク

平成5年(1993)、標高455mの山の斜面に、小動物(キティ)公園として開園しました。園内にはローラー滑り台や巨大ネットのジャングルジムなどの遊具があり、ウサギやヤギといった小動物と触れ合い、家族で楽しめる公園です。
公園のシンボルとして街を見下ろす、高さ8mの「千曲天狗」は、この地に移り住んだ山伏の一人が、毎日厳しい修行を積みながら村人の幸福を願ったという伝承に由来して建てられたものです。
桜の名所としても知られ、公園に至るまでの坂道には、桜の花のトンネルが見られます。標高差があるので、麓から徐々に咲き始め、長い期間桜を楽しめるのも魅力です。また、近くには春に先駆けて咲くセツブンソウ群生地があります。県内群生地の北限でもあり、市指定天然記念物として保護しています。杏の花とともに、千曲市の「花」に指定されています。

戸倉宿キティパーク
戸倉宿キティパーク 眺望
セツブンソウ

コースマップ

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