月の都を巡る
武水別神社コース
武水別神社
武水別神社は「八幡宮」とも呼ばれ、地元では「お八幡さん」と親しまれた神社です。
毎年12月10日から15日には、五穀豊穣に感謝する
神社の西側の道路を挟んである武水別神社神官の屋敷は、四方を堀と土塁に囲まれた戦国時代の居館です。代々神主を務めてきた松田家には、近世から近代の神社に関する貴重な資料が多数保存され、現在公開されています。
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大雲寺
天正3年(1575)に本寺の龍洞院によって再建され、八幡山 大雲寺と改めたとされる曹洞宗の寺院です。堀を思わせる前池の奥に高い石垣を築き本堂が設けられ、一見するとお城のような古刹です。春の桜、夏の蓮の花、秋の紅葉、冬の雪化粧をした松の木など、いつ訪れてもその景色を楽しめることから、一帯は「長野県の自然100選」に数えられ、長野県郷土景観保全地域に指定されています。
お寺の裏手にある
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長野銘醸
元禄2年(1689)に造り酒屋「和田酒店」として創業し、現在千曲市内では唯一の造り酒屋です。今でも棚田と同じ水系の湧水を使い純米酒が造られ、「姨捨正宗」の銘柄で親しまれています。
酒蔵等は江戸時代末期の建物で、大正5年(1916)に建築された事務所棟とともに、国の登録有形文化財に登録されています。また、屋敷入口の老松は、江戸時代の「善光寺道名所図会」に描かれている