有形文化財・史跡(未指定)
先人の暮らしの知恵 月に関わる信仰
宝暦(ほうれき)4年(1754)に山頂に社殿が建てられ、月読尊(つくよみのみこと)が祀られた。今でも麓の人びとによって毎年7月下旬に祭事が行われている。 明治になって、冠着山こそが姨捨山だという議論の中で、明治26年(1893)に、麓の羽尾(はねお)地区に遥拝所が建てられた。明治27年には、商都稲荷山の表通りにも冠着神社遥拝所の石碑が設置された。 (所在地:羽尾)