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治田神社の「2つの太陽」

2つの太陽、、、稲荷山の治田神社下社「二の鳥居」で、3月21日「春分の日」の日の出に起きる現象です。

日頃の治田神社は、南側から眺めると写真のように西側から 神社(真東向き)―鳥居(真東向き)―治田池―山脈 と並びます。

東向き拝殿と鳥居
鳥居と東側の治田池
治田池と東側山並み

鳥居の内側からは、東側の治田池や遠く東の山々がみえます。

そして「春分の日」には、

拝殿・鳥居治田池(遠く真東の山々から昇る)〈太陽〉これらが一直線になります。

太陽が神社の「真東」から昇り始めると、「治田池」に反映し、鳥居内側から見ると、その両方―「2つの太陽」―が鳥居中央に、上下に見られるという訳です。

2022年3月21日、千曲市の日の出時間は5時50分 治田は約20分遅れと思われます。6時10分頃でしょうか?     

当日現地を訪れました。6時前には神社の総代・世話役の方々、カメラ持参の参拝客などが集まりました。

神社前に集まる参拝者と鳥居
治田池北の方が明るくなって、、

6:11 鳥居から眺める真東は明るくなるものの、雲の遮りで太陽は見えません。6:15過ぎ ようやく雲の合間から太陽が顔を出しました。

6:20 雲間から出始めた太陽は、もうかなり陽が高く、鳥居の真ん中(真東)より既に右寄り(南側)に位置し、池に映った反映の太陽とは、上昇と共に上下の距離が開きます。

6:30の治田神社鳥居から撮った「2つの太陽」、今朝は山の稜線から昇る真東の太陽が見られなくて残念でした。

写真下は数日前に撮った、晴れた日の神々しい「2つの太陽」です。

この現象は「秋分の日」にも見られるので、次回を期待しましょう。(ボランティアガイド楽知会)

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