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姨捨と「春の月」
4月の終わりに姨捨駅や八幡の田んぼ、姨捨棚田から満月を撮りました。
りんごの花の彼方に眺める鏡台山の月は、いかにも「春の月」でした。
千曲市八幡姨捨は「名月の里」として知られていますが、その棚田から生まれた言葉、「田毎の月」は、春、水を張った田んぼの一つひとつに目を移すごとに月が映る、そんな情景を述べた言葉なのかなあと思いつつ、今 まだ水面が少ない棚田で、遠くの夜景とコラボした現代版「田毎の月」を眺め、改めて風情ある昔の人々に思いを馳せました。
(ボランティアガイド 楽知会)