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再開館した「蔵し館」
3年振りに再開館した稲荷山宿「蔵し館」をゆっくり訪ねてみました。「蔵し館」は幕末から明治にかけて栄えた生糸輸出の先駆者、松林家の邸宅(修復・再生)と、土蔵が資料館として公開されています。
江戸時代、北国西街道「稲荷山宿」として発展した稲荷山は、明治期にも商業が発展し多くの商家が立ち並びました。
「蔵し館」主屋の外観(北側)

往時の建築の特徴が沢山見られます。
①繁栄を誇示する「鬼瓦」 ②瓦屋根
③折り釘(壁に取り付けたL字型金具)
④袖うだつ(隣家からの延焼を防ぐ)
⑤なまこ壁(防耐火と共に経済力を示す)
「蔵し館」主屋正面から中へ。
「蔵し館」主屋1階、大まかな間取り









蔵し館2階
1階の、店と居間の上が2階。
天井が低く、東側正面は格子窓。
商品保管、遠来客接待、宿泊、 奉公人部屋などに使われました。
主屋西出口から土蔵へ



土蔵「資料館」
主屋西側の2階建て土蔵は、南北に細長く主屋間口よりも長い。中央から南北に階段が設けられています。


土蔵内は、稲荷山の歴史とそれらを偲ぶ懐かしい品々が所狭し と並び、商いや暮らしの様子を物語ります。また、祇園祭の露払いとして造られた四神(四方を護る神)も展示、保管されています。






「蔵し館」はギャラリーと言うより、建物自体を紹介する要素が強く、かつての稲荷山商家の特徴を沢山垣間見ることが出来ます。また土蔵の資料は、稲荷山の歴史を文章・地図・写真・生活用具など、様々な角度から伺い知ることが出来ます。まさに稲荷山歴史資料館と呼びたいです。(ボランティアガイド楽知会)


