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千曲市戸倉、セツブン草
春に先がけ冬の信州に一番に咲くのがセツブン草です。見頃と聞いて出かけました。群生地入り口(サクラケアパーク)から群生地までは約750m、蛇行しながらの上り坂で、徒歩20分位です。




群生地では見事に咲いて花が粉雪のようです。直径2~3cmの小さな可憐な花ですが、丁度 節分の頃に咲くのでセツブン草と言われ、キンポウゲ科に属する多年生草です。



近寄ってみるとセツブンソウは茎が直立(10cm位)し、先端の葉の中心から花茎を伸ばし、その先に花(2~3㎝)が1個咲いています。1本の茎に、根生葉と1つの花です。



セツブン草のつぼみは葉の真ん中から茎をのばしながら開きます。




花びらに見える白い部分は実は「ガク」です。先が黄色く見えるのが退化して蜜腺になった花びらで、多数のおしべと、2~5個のめしべの周りに並んでいます。
めしべは、5月の中ごろに熟し、種子を蒔いた後で夏場に地上部は枯れてしまい、春先にだけ姿を現す早春植物です。
花弁に見えるガク(白の部分)は、個数も形も様々です。
幅が狭く先端が尖っているもの。ガク幅が広く丸みを帯びて重なり合うもの。 ガク片の数も変異が多く、普通は5個ですが4個、6個もあれば、2段重ねもありです。

セツブン草は日本個有植物で絶滅危惧種ですが、ここは県内の北限群生地です。改めて丈夫に育って群生してほしいと願いました。(ボランティアガイド楽知会)


