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帰路に「奈良井宿」へ
10月25日 楽知会バスツアーで開田高原牧場を訪れた後、帰路に「奈良井宿」(塩尻市)へ立ち寄りました。
14:00 奈良井宿着 自由に散策しました。
奈良井宿は「中山道69次」の34番目、中山道の丁度真ん中の宿場町です。また「木曽路11宿」では江戸側から2番目、この中では標高が最も高く、1978(昭53)年「重要伝統的建造物」に、2016(平28)年には「 日本遺産・木曽物語り(42の文化財)」に認定されています。
宿場街道は 家並みが長屋のように ぎっしり連なっています。街道の長さは何と1kmもあって、これは日本最長です。どっぷりと江戸時代の風情に浸りました。
食べ物や雑貨、小物、、色々なお店が並びます。軒先の特徴ある格子戸を生かしたディスプレイがどれも目を引きます。
江戸時代から受け継がれている木曽の特産品—木工芸品、曲げ物、櫛、木曽漆器(いづれも日本遺産)のお店では改めて和様の良さを再認識しました。昔の旅人には貴重な人気のお土産だったことでしょう。
長い街道には「水飲み場」が全部で6か所もあります。旅人の疲れを癒すのは勿論ですが、当時の防火対策の役目も兼ねていたと思われます。
現在、 人がこの宿場で実際に生活しながら 街並みを維持し 現代の景観感覚を取り入れ、伝統工芸の継承にも力を注ぐ、、、そんな熱意や心意気が感じられる宿場、魅力ある「奈良井宿」でした。
15:00 「奈良井宿」出発 → 17:00 市役所着、解散 (ボランティアガイド楽知会)