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雨宮 御神事(ごじんじ)

4月29日、「雨宮坐(あめのみやにいます)日吉神社」の春季例大祭・雨宮御神事が行われました。国の重要無形文化財指定を受けた千曲市きっての奇祭です。楽しみに参加しました。

この祭りは500年以上も前に、疫病や田畑の荒廃など、たたりの元凶となる怨霊を鎮めるために始まったと言われ、怨霊を華やかな踊りやお囃子で盛大に送り出すと言うものです。それに田畑の豊穣の願いも加わりました。

         

11:00~ 巫女の舞

               

拝殿にて、象山神社(長野市松代)の巫女による「豊栄(とよさか)の舞」が奉納され、「女性の舞」が百数十年振りに復活しました。

        

13:00~ 《御神事踊り》境内で「朝踊り」と「城踊り」が舞われます。 

          

(拝殿前で)天狗面を付けた御行司が見守る中、神の御面を付けた六大神踊り」「御鍬踊り」「児踊り・中踊り」「獅子踊り」「太鼓踊り」それにお囃子と、様々な芸能が組み合わさり、諸役が整然と一体となって同時に行われます。

           

14:00~「御神事踊り」が町内巡行に出発(神輿は踊り祭列の後に出発)し、夕方神社に戻ります。

六大神踊り・中踊り
獅子踊り
大団扇と御行司
児踊りの幼児達

18:00~ 「早駆け」巡行が神社に戻る際、若宮社付近からは急ぎ足で鳥居内へ。

            

若宮社入り口地点で、笛が止み太鼓は早打ちに。祭列は早駆けで神社の大鳥居内に駆け込みます。悪霊から逃れるためとの説もあります。

             

18:20~《化粧落とし》「橋懸り」踊りの前準備として、獅子頭のたて髪(短冊状和紙)を剥がす神事で、大鳥居前の道路で行われます。剥がされた和紙は持ち帰ると御利益があるとされています。

たて髪の和紙を2000枚位貼り付けた獅子頭の重さは何と15キロにも及ぶそうです。

たて髪(白紙)を剥がす準備
白紙が剥がれた獅子頭
たて髪の白紙、ゲット

               

18:30~《橋懸り》の準備

           

生仁川(沢山川)の「斎場橋」上では、「橋懸り」の準備が進みます。

18:40~《橋懸り⦆ 祭りのクライマックス、怨霊送りの御神事踊りです。

獅子頭を被った4人が、高さ7mの橋から逆さに吊るされ、体を振り子のように揺らして川の水面を叩きます。災いや厄を水に流すとされる怨霊送りですが、何ともダイナミックで稀有な神事です。白く飛び散るしぶきと共に怨霊も瞬く間に流れ去るような勢いで、沿道から大きな拍手が起きました。

                

19:00《山踊り》「神踊り」とも言われる、祭り最後の御神事踊り。

最後は、橋を渡った先の「唐崎社」で神輿の渡卸しの「山踊り(神踊り)」が踊られ、神社に戻って終わります。橋の手前で待機の神輿も、唐崎からの踊り一行が帰った時点で、神社前に安置されます。

3年に一度のこの行事は、コロナなどの影響で9年ぶりの通常開催でした。幼児たちも参加して 祭りの一役をしっかり担っている様子に、将来伝統を受け継いでいく上で大変有意義だと思いました。これも先人の知恵に他なりません。(ボランティアガイド楽知会)

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