1. HOME
  2. 投稿
  3. 注目のお知らせ
  4. 稲荷山の「結界張り」

稲荷山の「結界張り」

稲荷山祇園祭の本番(7月19日、20日)に先んじ、7月1日「結界張り」が張られました。祇園祭の始まりです。(写真は千曲橋から稲荷山に至る道路に立つ「結界張り」)

            

結界竹が立つ場所(10か所)と立てる順番 

結界張りとして、稲荷山の町境(主要道路の出入り口)10か所に青竹(結界竹)が2本ずつ立てられます。(7月31日迄)

昔、疫病が流行った時に、その侵入を防ぐ厄除けとして立てられ、今も引き継がれています。

            

早朝から、区長、組長さんたちが立てられている様子です。

結界竹には 藁縄と紙垂(しで)が飾られています。ひと際天高く見上げるような竹は、如何にも空を鎮めている感じです。

10か所に全て張られる頃にはすっかり明るくなります。

結界張りは、祇園祭の前ぶれの心意気を感じさせます。町のあちこちに張られ、これで1か月間、厄災・疫病は入り込めません。当番さんの地味な努力が光ります。(ボランティアガイド楽知会)

関連記事