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令6、稲荷山祇園祭宵祭り
7月13日、稲荷山祇園祭の宵祭り( 前夜祭)に出かけました。
祇園祭は江戸時代の享保18年(1733)から続く伝統ある夏祭りで、日本遺産「月の都千曲」の構成文化財の一つです。疫病退散を祈願して京都の祇園社を勧請したことが始まりで、五穀豊穣と繁栄をも祈願する このお祭は、5つの町が順に「当番町」となって取り仕切ります。今年は治田町が当番です。
宵祭りの前日には、当番町(治田町)に神輿と四神が遷座されます。
屋代駅から千曲橋を渡って、稲荷山の町に入る入口には「結界張り」が立っています。(昔、疫病の侵入を防ぐ意味でなされた名残り)八十二銀行から治田町信号傍の御仮屋までの道は車両通行止めです。
歩行者天国沿道は沢山の夜店が出ていて、子供たちの笑顔がいっぱい。子供の作品展示も見られます。
神輿渡御が始まる19時頃には 大勢の人が集まってきて大賑わいです。
19時15分から神輿渡御。歩行者天国(治田町~八十二銀行)を練り歩きます。
路上では勇獅子の舞も披露され、神輿と勇獅子のもみ合いシーもみられます。
宵祭りは天候にも恵まれ人出の多いのに驚きました。県外の息子さんやお孫さんも里帰りして神輿担ぎに参加されると言うお話も聞き、お祭りが家族の絆を深めていて素晴らしいと思いました。稲荷山の皆さんの団結心、結束力、心意気、郷土愛を垣間見た思いです。(ボランティアガイド楽知会)