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龍洞院茶会

4月21日(日)龍洞院(桑原)でのお茶会に参加しました。龍洞院と言えば、参道途中に「架道橋」があることでも知られ、これは「登録有形文化財」です。「日本遺産月の都千曲」の構成文化財の一つにもなっています。

龍洞院黒門
架道橋(上を篠ノ井線が走る)
トンネルをくぐって続く参道
茶席券内容

裏千家の野点(のだて)と、石州流点心

野点では 傘の中棒に添って飾られた「春山緑水」(短冊)とお花が正にこの場に相応しく、穏やかな日差しの中、新緑を眺めつつ薄茶を頂きました。日本の和を久々に味わいました。お昼には座禅などが行われる大広間で点心(石州流)を頂きました。

表千家の薄茶席

表千家では薄茶のお点前が披露されました。棚を使ったお点前は、お道具をお客様にも良く見て頂けるし、所作が空間を大きく使うことになって開放的に感じます。お茶の作法は、手が流れるように動いて本当に無駄がなく綺麗です。

お濃茶席(大日本茶道学会)

最後に本堂でのお濃茶席に就きました。大勢なので、茶菓はお点前が始まる前に、隣の控えの間で先に頂きました。お濃茶を頂き、お道具の拝見が終わると障子戸が開けられ、見事な庭園も眺めることができました。

各お茶席はそれぞれに特徴があり、日々の忙しさから解放されて心豊かな和みの世界に引き込まれ、日本の文化は素晴らしい!と心から再認識した、そんな1日でした。(ボランティアガイド楽知会) 

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