姨捨・ペットボタル(R)の夜景

11月19日より、地元の小中学生の皆さん作製のペットボタル(R)約4,500個で夜の姨捨棚田がライトアップされています。ペットボタル(R)は長楽寺から棚田に向かう道沿いにも設置され、真っ暗な夜道を照らします。

姪石苑から北の風景：

冬の澄んだ夜空に ライトアップした棚田は、光がひと際鮮やかに幻想的に輝き、遠く長野市の照明とコラボして、姨捨の棚田ならではの壮大で華やかな夜景が広がっています。この企画発想やスケールの大きさに感動するのも つかの間、次第に、不思議に、ゆるゆると色が変わるのにも目を見張りました。なんと、定期的に4色に発色変化します。一つひとつの田んぼの中に光る大き目のライトは、あたかも今日の満月が｢田毎の月」として映っているそんな情景です。

今年は姪石苑から南斜面の棚田にも多くのペットボタル(R)が設置され、北斜面とはまた違った夜景が楽しめました。

LEDライト内蔵のペットボタル(R)は決して大きくありませんが、約50㎝間隔に並んでいます。一つひとつは小さくても、たくさん集まればこんなに雄大な大きなアートを生み出せるんですね。文明の知恵の偉大さと共に、結集力の偉大さを感じた一夜でした。(ボランティアガイド楽知会）

＊「ペットボタル(R)」はサンケン電気株式会社の登録商標です。