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開田高原 木曽馬牧場へ

10月25日(水) 楽知会のバスツアーが催され、「武水分神社」神馬の子孫、木曽馬を見て来ました。木曽馬は日本遺産「木曽物語り」(42の文化財)の一つに認定されています。

           

9:00 市役所出発→ 11:20 開田高原着 蕎麦処「霧しな」で昼食 

        

12:00~ 「開田郷土館」見学

開田郷土館

かつて純血木曽馬は第2次世界大戦中に国策により断種されてしまいました。が、千曲市八幡「武水別神社」に御神馬として奉納されていた牡馬「黎明号」が、唯一純粋木曽馬として残っていることが判明し、昭和25年種馬として木曽に送られ「神明号」と改名しました。この「神明号(父)」と地元の純血種「鹿山号(母)」との間に誕生したのが「第三春山号」です。現在の木曽馬の祖であり、剝製として開田記念館に展示されています。

神明号の子 「第三春山号」の 剥製
剝製手前の 説明板より

木曽馬を通して武水別神社(千曲市)と木曽とが繋がり、且つ その後の神明号の働きを知って 本当に貴重な馬だったと今更ながら思いました。

12:30~ 開田高原 木曽馬牧場

木曽馬が見られる開田高原、木曽馬の里牧場に行きました。御嶽山を背景に澄んだ空気と絶景に恵まれたこの牧場には40頭くらいの木曽馬が飼育されているようです。

木曽馬は足が短く背が低いです。非常におとなしく人懐っこいので、私たちが移動すると牧場柵越しにずっとついてきて餌をおねだりします。

農業の機械化と共に馬の用途が次第に失われて行く中、木曽馬もふれあいや利活用を通して文化財、民族的遺産として後世に残していってほしいですね。

13:00 「奈良井宿」に出発

後半「奈良井宿」は新しいブログでお知らせです。(ボランティアガイド楽知会)

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