注目のお知らせ
稲荷山祇園祭
7月14日から3日間、稲荷山の祇園祭が行われました。
稲荷山祇園祭は江戸時代に疫病退散を祈願して祇園社(京都)を勧請(かんじょう=神社の神霊を分けて移し祭る)したことに始まります。お祭りは稲荷山の5つの町が毎年1町ずつ順番に「当番町」となって取り仕切ります。
長い歴史と伝統を持つこのお祭りは、無形民族文化財でもあり、日本遺産「月の都千曲」の構成文化財の一端を担っています。
7月14日(金) 祇園祭1日目
祇園神輿が治田神社から 荒町(当番町)に設置されたお仮屋に遷座(せんざ) されます。
道筋には歴史ある四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)や劔竜(けんりゅう)も遷座されます。
7月15日(土)「宵祭り」祇園祭2日目
午後は各町の子供神輿が町内を渡御します。夜店なども出て前夜祭を盛り上げます。
7月16日(日) 「本祭り」祇園祭3日目
午前に神輿渡御神事が始まり、屋台上での日本舞踊や、勇み獅子舞いの奉納があります。
正午には花火を合図に いよいよ神輿巡行です。全町内を練り歩きます。
昨年新調された御神輿は、夜の巡行ではひと際 光り輝いて厳かでした。
渡御を終えた神輿は、治田神社に還御(かんぎょ)され、1年後の祭りの日まで安置されます。
街を挙げての盛大なこの祭りイベントは、皆さんの結集力の賜物、稲荷山の誇りかと思います。勇気や希望、感動をありがとうございました。来年は治田町が当番町です。(ボランティアガイド楽知会)