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⑪親と子を結ぶ廻国供養塔

 くつ打ち場を過ぎなだらかな林道を下り左に梨窪池、右の木立の間に立派な廻国供養塔が現れる。碑陰には寛政九己天四月吉日(1797)行者両国妙国と刻してある。

この供養塔の主は、八幡に住んでいる浦澤家先祖であり、我が子が和歌山の根来寺で修業を積んでいることを想い、自分たちも修業中の子の親として国内の霊地を巡礼した、その証として建立された碑と思われます。その名は学僧栄性さんです、我が子を思う親の気持ちは今も変わる事はありません。

責任者 川西振興連絡協議会 山口盛男

路傍の廻国供養塔から栄性学僧を偲ぶ

 

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