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初夏の日本遺産「月の都 千曲」を巡るサイクリングツアー開催レポート

令和8年6月7日(日)、初夏の「月の都 千曲」を舞台にサイクリングツアーを開催!
11名の参加者が、自転車に乗って日本遺産「月の都 千曲」の歴史、文化そして絶景を五感で感じる旅を満喫しました。その様子をレポートでお届けします。

 

1.いざ出発!さわやかな朝のサイクリングロードへ

ツアーの朝、参加者の皆さんは期待に胸を膨らませ千曲市総合観光会館サイクルポートへ集合。この日の旅の案内人・科野さらしなの里サイクリング推進委員会タイラーさんの紹介、シェアサイクルの操作説明を受け、安全に楽しむ準備を整えました。
そして、千曲川の堤防に整備されたサイクリング道路へ。景色を楽しみながら安全に走行できる自転車・歩行者専用道路からいよいよツアーがスタートしました!

 

2.千曲に息づく歴史と物語、心に残る解説で巡る

電動アシスト付きのシェアサイクルは快適なサイクリングを可能にします。
途中、目の前に広がる冠着山(姨捨山)を眺めながらタイラーさんから語られた「棄老物語」。お年寄りを大切にする教えを説く物語に耳を傾けました。さらに、サイクリング道路沿いに建てられた水天宮では、令和元年の台風19号の際の河川氾濫の様子など、この土地が持つ自然の厳しさにも触れました。

最初の立ち寄りスポットは「稲荷山宿・蔵し館」。今年4月に修理工事を終えて再開館したばかりの歴史ある建物の中で、ボランティアガイド楽知会の解説を聞きながら、参加者の皆さんは、当時を物語る展示品の一つひとつに熱心な視線を送っていました。ある人にとっては”懐かしい”、またある人にとっては”新鮮な驚き”に満ちた展示品の数々を写真に収めていました。

3.「月の都」の由縁に触れる

次なる目的地は「武水別神社」。雄壮な本殿と、日本遺産「月の都 千曲」の構成文化財で室町時代の建築とされる高良社本殿を参拝。両者を比較することで時代ごとの建築様式やスケールの違いを感じることができました。
ここでは、タイラーさんから千曲市が「月の都」である由縁が語られました。

「かつてこの地には信濃国から京の都に通じる主要な道「東山道」の支道が通っており、ここを通る旅人にとって姨捨山はランドマークだった。疲れた旅人が仰ぎ見た姨捨山に照る月は、それは美しく見えたことだろう。」

そして、銘菓「うずらもち」を頬張り、甘さで疲れを癒しながら、棚田への上り坂に向け英気を養いました。

4.絶景と癒しのひととき

姨捨の棚田へ向かう勾配のある坂道も、電動アシスト付きのシェアサイクルで快適に進みます。
途中、四十八枚田に立ち寄りました。月がそれぞれの田んぼに映る「田毎の月」は、この四十八枚田を描いた歌川広重の浮世絵(信濃更科田毎月鏡台山)によって広く知られることになったことがタイラーさんから語られました。
また、松尾芭蕉や小林一茶といった著名な文人が多数訪れた地であることの説明があり、日本の美意識と棚田の風景が織りなす世界感に感銘を受けていました。

そして、旅の疲れを癒す最高のスポット「パティスリーテロワール」に到着!千曲市日本遺産センター内に今年1月にオープンした人気のケーキ店で、美味しいケーキとドリンクを味わい、一息つきました。
食後は、日本遺産センターの展示室で「月の都 千曲」のストーリー解説パネルやVRを見学したり、風景をゆっくり楽しんだりと、思い思いの時間を過ごしました。

5.棚田内を疾走!そしてゴールへ

いよいよツアーは終盤、姨捨の棚田の中を自転車で横切ります!
田植えを終え、緑がまぶしい棚田。この地ならではの絶景の中を駆け抜ける、まさに特別な体験となりました。

そして、千曲市総合観光会館へ無事ゴール!
全長約20kmのサイクリングを終え、疲労感がありながらも充実感に満ちた参加者の皆さんの表情が印象的でした。
今回のツアーが、ご参加いただいた皆様の心に「月の都 千曲」の美しい思い出として刻まれることを願っています。

 

これからも日本遺産「月の都 千曲」の魅力を伝えるイベントを企画してまいりますので、どうぞご期待ください!

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